2月14日、第二地方銀行協会様よりご依頼いただき、「新任支店長研修」の講師をしてきました。
テーマは「支店長の役割と収益力強化」ということで、約4時間熱弁をふるってまいりました。
内容は以下の通りです。
1.赴任後にまずすべきこと
2.支店長の業績推進
3.支店長の与信管理
4.支店長の事務管理
5.支店長の人事管理
6.支店長の苦情・トラブル対応
7.支店長のマネジメント留意点
銀行を退職して2年半になるのですが、コンサルタントをしているので最近の中小企業の情勢も踏まえ、また定番フレームワークも用いた理論的なことも含めながら、時代遅れの話にならないようにしました。
出版した本2冊に書いたこともお話しましたが、そこに書けなかった生々しい実例などもせっかくの機会なので交えました。
私は東京に行ったのですが、残念ながら受講者はコロナの影響でリモートという状況でした。それでも43名の方が最後まで熱心に聞いて下さいまして、この場を借りて御礼申し上げます。
講義の最後に申し上げたことを、ここに書いておきます。
銀行の支店長というポジションは、誰もがなれるものではありません。金持ちの一般人が頭取に「1億円払うから支店長にしてくれ」と言っても無理です。
支店長としてお客様に接する機会が持てるというのは、本当にありがたいことです。
支店長として部下を持てるということは、本当にありがたいことです。
しかし支店長でいられる期間は限られています。
どうか、その期間を意義あるものに、後になって後悔しないように。
それは全てご自身次第です。
ご活躍を祈念しております。
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