西日本シティ銀行の画像流出について

緊急でブログを書きます。

今、西日本シティ銀行の行員が、支店営業室内の動画をSNSに掲載し、顧客情報が流出しているとの騒ぎになっていますね。

1.銀行に求められるもの

銀行は、「信用で飯を食っている業種」です。これは、銀行という商売の根幹なのです。
信じられるから大切なお金を預ける、お金の相談をする。
信じられなくなれば、銀行という商売は成り立たないのです。
ですから、こういう形の情報漏洩は言語道断なのです。

2.SNSの時代

今は色んなツールのSNSが普及しています。撮影した行員は、日常的にアップしているSNSと同じような軽い気持ちでやってしまったんでしょうね。
私が現役の頃もSNS自体はありましたが、正直「怖かったのでほぼしなかった」というのが実情でした。何か間違いや失敗があってはいけない、銀行に迷惑ははかけられない、と。
その行員の氏名等が特定されて、それも拡散されているようです。
世の現役の銀行員は、この結果を身に染みて学習すべきです。ほんの軽い気持ちでやってしまうと、このような大惨事になってしまうということを。

3.銀行の管理体制

西日本シティ銀行は、地方銀行の中でも上位規模に入る立派な銀行です。
GW中も対応に追われている行員さんたちは、本当に大変だと思います。
しかし、このようなことが起こってしまったということは、銀行本体の管理体制が甘かったと言わざるを得ないと思います。

私が銀行に勤務していた頃は、一般的には次のような管理が徹底されていました。
①個人私用の携帯電話は営業室内持ち込み禁止
②銀行が貸与する携帯電話はガラケーで、なおかつカメラ機能を使えなくしていた
つまり、写真に撮って顧客情報が漏洩・流出することを規則として防止していたのです。
また、個人私用の携帯電話を営業室内に持ち込んでいないかなどの、抜き打ち検査もありました。

現在の西日本シティ銀行の規則や管理体制がどうであるかは不明ですが、スマホの普及により、変化しているのかもしれませんね。

4.経営者として考えるべきこと

今回の件は銀行の問題ですが、本質は銀行に限らずどの会社にも共通します。
・SNSの私的利用をどこまで許容するのか
・情報管理ルールが制定されているか、また形骸化していないか
・「規則は面倒なもの」と軽視されていないか
こうした点は、中小企業でも十分に起こりうる問題です。
「うちは大丈夫」と思っている会社も、実は危ないかもしれません。

経営者がこの西日本シティ銀行の件を教訓としなければならない点は、「規則は会社を守るためだけでなく、社員を守るためにもある」ということでしょう。

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