開業して約6カ月が経ちました。
支えて下さる方々のおかげで、慌ただしくもそれなりに充実した日々を過ごさせていただいております。本当にありがとうございます。
さて、今日は開業したら・・というより正確にはホームページを作成したらかかってきた勧誘電話の会社いくつかについてお話したいと思います。
- A社
ホームページを作成して日も浅かった頃に、携帯に電話がかかってきました。ちなみに当社のホームページには携帯番号が記載されておりますので、それを見てかけてこられました。
「おっ?仕事の依頼の電話か?」と喜んで電話に出ましたが、内容は次の通りでした。
A社「当社が提携している福利厚生クラブにwebPRを載せませんか?その福利厚生クラブは日本最大級で1万社以上が登録しています。掲載費用は、1カ月6万円で2年契約です。それ以降は追加の費用負担なく永久にwebに載ります。クライアントの勧誘に効果ありますよ。」
私「その福利厚生クラブは有名で聞いたことありますが、御社が運営しているのですか?」
A社「いえ、当社は提携させていただいております。」
私「広告の効果がなかったら、例えば半年とかで解約出来るのですか?」
A社「いえ、契約は月々6万円の2年契約となっております。ただしそれ以降は追加の費用は一切かかりません。」
私「当社のPR広告を載せるだけで、クライアントの紹介を保証してもらえるものではないのですね?」
A社「はい、そうです。しかしその福利厚生クラブには1万社以上が登録されてます。」
私「つまりご提案の内容は、2年分144万円支払えば、福利厚生クラブにwebPRが永久に載せれます。ただし、仕事の受注があるかどうかはわかりません、ということですね?」
やたら「追加費用が不要」という点をアピールしてきましたが、契約すると144万円は必ず必要になってくるというものです。
そして福利厚生クラブのサイトを見て、コンサルタントを探す経営者って、まずいないでしょう。
当社としては費用対効果合わないと判断してお断りしました。
- B社
B社「当社はwebプロモーションサービスを行っております。御社のホームページを拝見しまして、とても素晴らしいものを作られていると感心しました。それに対して当社がさらにSEO対策をはじめ30個の対策をしますので、ホームページからの集客を格段に増やすことが出来ます。1カ月7万円の1年契約です。」
同社のサイトに誘導されて、他社で1年間で売上高が数倍になったという実例(ちゃんと会社名や代表の顔写真があった)をいくつも紹介されました。
しかし私のホームページ、5万円で作ってもらったんです(笑)
基本的に当社のような業態のホームページは「名刺代わり」という認識でいますので、そこにこれ以上のお金をかけるつもりはなく、お断りしました。
- C社
C社「当社、〇〇という企業向け雑誌を作っている会社です。ホームページを拝見して御社に興味を持ち、取材をさせてもらえないかと電話致しました。」
私「取材ですか?」
C社「はい。実は明日タレントの△△さん、ご存知ですよね?その方が京都方面に行かれるので、お時間合えば取材をさせていただきたいと思いまして。」
私「あ、明日ですか?」
C社「はい。夕方頃空いておられますでしょうか?」
私「それってひょっとして雑誌の掲載料が必要とかですか?」
C社「はい。A4の1/4サイズの記事になりますが、掲載料として6万円いただいております。」
これはいわゆる「取材商法」というやつです。ちょっと考えました。6万円が費用対効果あるのかと。6万円というのは広告費用としては微妙な水準です。
色々調べた結果、その〇〇という雑誌に載ってもおそらく効果ないと判断し、お断りしました。
ちなみにタレントの△△さんは、かつて一世を風靡した人ですが、最近はメジャーなメディアでは見ることがない方でした。これが私が好きな女優さんとかだったら、「その人に会う費用」と割り切って受けたかもしれませんが(笑)
そもそも私、普通の取材を受けたり、ラジオにも出演させてもらったりしましたが、こちらの費用負担はなく、なによりもっと余裕を持ったスケジュールでやるのが普通でしょう。
ご紹介したこの3社はいずれも違法ではなく、否定するつもりはありません。中には有効な企業もあるかと思いますし、それぞれの会社で判断されたらいいと思います。
ただ、感覚的にはA社はちょっとひどいなーと思いますけど。
向こうも商売ですし、興味を引くようにアピールして勧誘してきます。大切なのは、即答せずに一旦冷静になってその会社を調べたり考えたり、場合によっては誰かに聞いたりすることでしょう。
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